合成コージェライト
l 特徴
低温フリットは一般的に熱膨張係数が高く、工業界では負熱膨張率のチタン酸鉛を低温フリットに混合し焼成後、熱膨張を調整します。一酸化鉛(PbO)の環境問題の為、現在チタン酸鉛の使用は少なくなってきています。
合成コージライトは熱膨張率が小さいのが特徴。粒度は100,200,325MESHで、チタン酸鉛の代用として使用可能です。
l 用途
電子材料、VFDグラスシーラント、耐火セラミック材料。
l 仕様
項目 |
単位 |
合成コージェライトTM-200 |
SiO2 |
% (参考値) |
46.13 |
Al2O3 |
36.51 |
|
Fe2O3 |
0.88 |
|
TiO2 |
1.53 |
|
CaO |
0.69 |
|
MgO |
13.43 |
|
K2O |
0.43 |
|
Ig. Loss |
0.20 |
|
粒度 |
mesh |
100, 200, 325 |
色焼成温度 |
°C |
白色1450 |
容積密度 |
g/cm3 |
1.75 |
熱膨張係数 |
x 10-6 |
1.5~1.7 |
耐火度 |
°C |
1400 |
*記載内容は、代表値であり保障値ではありません。